留学と言っても、色々あります。語学留学、ワーキングホリデー、大学留学などなど。その目的によって留学時に必要な英語力も様々です。

初めての留学。どの程度の英語力が必要なのでしょうか

時間とお金を無駄にしないで、留学を成功させるために、しっかりと調べ、勉強したいものです。

留学前に必要な英語力は?

冒頭で述べましたように、留学には種類があります。まず、あなたの留学の目的は何でしょうか?主要な留学形態を3つ見てみましょう。

  • 語学留学:英語を学ぶことが目的ですから、極端な話し、英語ができなくても可能です。
  • ワーキングホリデー:働きながら英語を学ぶ。ある程度の英語能力は必要です。
  • 大学留学:こちらは英語で何かを学ぶわけですから、高度な英語力が必要とされます。

大学が規定した英語力を持っていることを、証明する必要があります。

語学留学やワーキングホリデーは英語ができなくても可能と書きましたが、できなければ、それなりの苦労はする、と思ってください。

現地で話すのは英語、聞くのも英語。まったくできないとなると、どうなるか、お分かりの通りです。

ですから、基本的なあいさつ、分からないときの質問のしかたなど、日常生活で必要な英語は話せて、聞き取れる力があったほうが安心です。また、心構えとして、留学前からご自分で勉強し、本格的に海外で勉強しよう!という積極的な姿勢が留学では必要です。

では、現在の自分の英語力はどのようにしたら分かるのか?

主要な英語能力試験をご紹介しましょう。

英語力の測り方

すでにご存知かもしれませんが、4つの英語試験をご紹介します。

  • 英語検定試験(英検):5級(中学生レベル)から1級(上級レベル)まであります。

英語力を測る試験として、日本では最も有名な試験の1つです。

  • TOEFL:米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学に入学するための試験として採用されています。

現在は、iBTというインターネットで行う試験が主流ですが、インターネットを使えない地域では紙の試験も実施されています。

  • TOEIC:英語によるコミュニケーション能力を測るために実施されているテストです。リスニング、リーディングで構成されています。

スピーキング・ライティング試験もあります。多くの企業の人事考課などに使われています。最近は、就職などに有利になるように、多くの学生も受験しています。

  • IELTS:ブリティッシュ・カウンシル、IDP、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営する試験です。

留学や研修のための英語能力試験として使用されています。

どのくらいの点数が必要なの?

語学留学やワーキングホリデーには、特に英語試験の点数は定められていません。本格的な大学留学には、TOEFLのような認定された試験で、大学によって規定された点数を取得する必要があります。TOEFLでは、おおよそiBTで61点以上が必要と言われています。必要な点数は大学によって違いますので、事前に調べてください。

TOEFLで良い点数をとるためにはどうしたらいいの?

簡単に言えば、まずは、その試験を受けて、自分の今の力を知ることが大切です。TOEFL iBTは、読、書、聴、話の4技能が測定されます。所要時間は、4時間から4時間半です。総合的な使える英語力が試されますから、普段からの学習が求められます。まずは、試験を受けて、自分の弱点を知りましょう。

これはTOEFLでなくとも、英検でもTOEICでも分かります。

その上で総合的な勉強を計画し、効率的に進めましょう。多くの問題を長時間にわたって行うわけですから、忍耐力も必要です。何回も受けて、試験に慣れることも大切です。

留学のための効果的な勉強の方法は?

留学の目的によって、必要とされる英語力が違うことは述べて通りですが、最初から必要な英語力を決めてしまうのは、疑問です。

語学留学だから、ワーキングホリデーだから、大学留学だから、と区別せずに、

総合的な英語力を身につける勉強をされたいかがでしょう。高みを目指せば、あらゆることは後からついてきます。

とはいっても、何から手をつけたら良いのか。困りますね。

まずは、前述の試験、どれでもいいので、受験して、自分の現在地を確認することです。かなりできるかもしれません。思ったほどでないかもしれません。それでいいのです。試験が目的ではありません。現在の能力を知り、そこから、どうやって進むのかを知るのが目的です。

4つの学習方法をご紹介します。

  • 話す:難しいですね。話す相手がいないことがほとんど。あります。話したい事を書くのです。

辞書を調べて英語にして句ください。間違っているかは気にせず。これにより、頭の中に英語の文脈が少しずつできてきます。格安のオンライン英会話もありますから、外国人相手に自分で学んだ事を試してください。楽しいですよ。

  • 聴く:自分の興味がある題材を、映画やインターネットで聴いてください。そして内容を書き取ります。

全部、一言一句書き取れなくて良いのです。同じ事を繰り返し、分からない単語を音から推測して辞書で調べるなど、工夫してください。

  • 書く:話す、で書きましたが、同様に、一日の出来事などを短文で構いません。英語で書いてください。

もし、添削してくれる外国人がいれば鬼に金棒です。単語は文章の中で覚えるのが鉄則です。前後関係で使い方を覚えてください。

  • 読む:新しい単語や表現に出会うチャンスです。最初は短文で構いません。分からない単語や表現は書き出しましょう。

辞書で確認します。そして、声に出し読み、使えるようにすることで、日常で使えるようになります。

そして、自己紹介ができるようにしてください。名前だけでなく、生まれや、家族のこと、趣味のことを言えるようにしましょう。

留学先で必ず役に立ちます。

日本文化のことも説明できると楽しいですね。ご自分が興味のある事を英語で書いてみてください。

留学時に身につけるべき英語力は?

念願の留学先に到着しました。その目的は、すでに明確にしたかと思います。その目的に向かい、目標を作り勉強しましょう。留学期間にもよりますし、その目的にもよりますが、身につけるべき英語とは?語学留学初級者の場合、少なくとも日常の会話を聞き取れ、相手と話のキャッチボールができるようにしましょう。

上級者になるにつれ、話す内容は高度になります。

何かの話題について、相手と意見を交換できるようになるように、普段からいろいろなことに注意を向け、

英語で表現できるようにしましょう。

海外では、自分の意見を持ち、それを表現し、相手に質問することが普通のことです。レベルの差はあれ、日常会話を越えて、自分の意見を言え、相手に質問ができ、質問に答えられる英語力を身につけましょう。

留学中はどのような英語力が必要なのか?

前述の通り、留学の形態、目的によって、必要な英語力が違います。短期の語学留学、長期の大学留学の2つから見てみましょう。

語学留学の場合

語学留学では、基本的に英語そのものを学ぶので、高度な英語力は必要とされません。ただし、参加するクラスが上級の場合、そのレベルの設定によって上級者の英語力が必要な場合もあります。事前に、どのレベルなのか、TOEICなどの試験に照らし合わせ調べておきましょう。英語そのものを学ぶ語学留学ですが、冒頭で述べました通り、

あいさつ、自己紹介、簡単な質問などの基本的な部分は話せるようにしましょう。

授業は英語で進められます。分からないことがあれば、質問できるように、Excuse me. What do you mean by・・・?とか、Please speak more slowly.などのクラスルームイングリッシュは使えるようにしておきましょう。

日本人は質問することは恥ずかしい、悪いことだと、思う傾向があります。そのような日本人らしさは忘れて、積極的に授業に参加してください。語学力以前のことです。

大学留学の場合

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大学留学は、語学留学とは違い、専門的に学ぶ場です。基本的な英語力があることが前提です。

大学の授業では、膨大な読書量、積極的な発言、論理的思考と文章力が求められます。英語でのコミュニケーションの基本は、主張、主張の証明、結論です。日本語とは違い、言いたい事を最初に、と言う点を覚えておきましょう。様々な知識を習得し、自分の意見を述べ、相手に意見に質問する。ディスカッション、ディベートといった日本語にはなじまない形式のコミュニケーション力を磨きましょう。

しかし、難しい議論だけではなく、にこやかに、ジョークやユーモアを交えて日常生活を送ることも重要です。大学のパーティ、知人との付き合いなどでは、様々な話題が飛び交います。窓際で一人ひっそり、ということのないよう、積極的に話題に参加できる、social situationにも対応できる英語を身につけておきましょう。

まとめ

留学前の悩みや不安なんて吹っ飛ばせ!全く英語が話せない(できない)が大丈夫??

いかがでしょうか。留学と言っても、その目的によって、求められる英語力は様々です。語学留学で英語そのものを学ぶ場合であっても、その先の大学留学を念頭に、

幅広い知識を英語で学び、発信できるように今から準備しましょう。大学留学の方は、卒業後の計画(大学院、就職)を念頭に、自分の活躍の場を思い描き、大いに勉強しましょう。