留学する国や地域や学校を決める上で大切なことは色々ありますが、その中でも、日本人が少ないほうが良いのか、多いほうが良いのか?という問題があります。

日本人は英語を勉強するために海外に行くのに、現地では日本人とばかり集まり、

日本語ばかり話し、現地に溶け込もうとしないし、英語も話さない、ということを聞きますが、

これが事実なら、日本人がいないほうが、あるいは少ないほうが良いのではないか?ということになりますね。単純に、日本人が少ないほうが良いのか、悪いのか、メリットとデメリットを考えて見ましょう。

日本人が少ないことのメリット

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  • 日本語を話す機会が少ないので、英語を話さざるを得ない。
  • 現地の人や他の国の人との交流機会が増え、友人ができる。
  • 異文化体験の機会が増える。
  • 英語のみで生活するので、上達が早い。
  • 生活費が安い

あらゆる事を英語でこなし、分からなければ調べる習慣がつき、

問題意識や好奇心も高まるので、語学力だけでなく、コミュニケーション力も身につきます。

また、日本人が少ないということは、大都市や有名な都市ではないため、

生活費が安い傾向があります。

日本人が少ないことのデメリット

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  • 病院や役所など、英語だけで対応することになるので、労力を使います。
  • 和食レストランがなく、食材も手に入らず、日本食を食べることができない。
  • カルチャーショックに陥りやすく、精神的に辛くなる。
  • 人種差別や冷たくされることもある。

日本人が多い地域は、日本人のコミュニティもあり、お互いに助け合って生きています。分からないことや、問題が起こったときも助けてもらえるでしょう。
特に、異国で病気になることほど、心細いことはありません。

病院のシステム、薬の入手方法や種類、症状の説明など、なかなか大変です。

また、傾向として、日本人が少ないということは、そこに住む人は外国人に対する免疫がありません。

保守的な地域であるかもしれません。偏見や差別意識によって、いじめに遭う可能性もあります。

日本人の割合が少なく、勉強にあった地域

日本人が少ないことのメリット、デメリットの主な点を挙げましたが、

その人の性格や留学目的によっても変わってくるでしょう。
前述のメリット、デメリットから考えると、

いざという時には、日本人同士の協力があれば非常に助かるということですね。

ですから、日本人が多すぎず、少なすぎずということがポイントかもしれません。

ここではあえて、日本人が少ない地域を見てみましょう。

米国

米国は50州ありますが、日本人が少ないところは?

まず、日本人が多い州を見たほうが分かりやすいです。

多い順位に、上から:

  • ハワイ州
  • カリフォルニア州
  • ワシントン州
  • ネバダ州

これら4州以外に留学すれば、日本人が少ない、といことになりますが、それでも、選択肢が広すぎますね。

評判が良いのは、マサチューセッツ州のボストンです。日本人の人口は2万に満たず、ロサンゼルスに比べるとかなり少ないです。また学校や大学が集中し、学びやすい環境といえるでしょう。カリフォルニア州ですが。意外とサンフランシスコ辺りもいいといわれています。

ハワイなども日本人の少ない学校も選択可能ですので、ぜひ探してみましょう。

カナダ

カナダで、日本人が少なく、学びやすい地域としておススメは、下記の4つがあります。

留学生にとってはマイナーですので、日本人や留学生が少ない地域です。

  • ビクトリア:西海岸で温暖な気候です。
  • ケロウナ:美しいリゾート地域として有名です。
  • ウィニピグ:カナダの中央部にあり、寒いです。
  • ハリファックス:東に位置し、寒い地域です。

英国

ロンドン、ケンブリッジなどは日本でも有名な都市で、必然的に日本人は多いです。

日本人が少ない地域としては、海辺の街として有名な、ブライトンとボーンマス

  • マンチェスター
  • シェフィールド
  • エジンバラ

などが挙げられます。

オーストラリア

日本人の割合が多い地域として、順番に挙げると、

  • ケアンズ
  • ゴールドコースト
  • シドニー
  • ブリスベン
  • パース
  • メルボルン

となります。

日本人が少ない地域としておススメは、アデレードです。学校、病院、レストラン、店など、生活に必要な施設が20キロ圏内にあり、生活環境が評判です。

意外に知られていない事実

上述以外に、英語を学ぶ先としてフィリピンがあります。フィリピンは、多くのオンライン英会話の先生もいる国ですが、フィリピンで日本人が少ない地域や学校を選び、大失敗した体験を聞きます。

それは、フィリピンでは、日本人がいない場所は、日本人にとっての快適な環境でない、学校も整備されていないなどの傾向が強いようです。

また、周りの学生は韓国人やアジア系の学生ばかりで、

英語の勉強どころではなかった、という体験もあります。

あまり知られていない留学先として、アイルランド(ダブリン)があります。日本人はあまりいません。英語を学ぶということを考えればおススメです。

米国のマイアミも日本人が少ないです。リゾート地として有名です。

学校も整備され、生活環境も良いので、日本人が少ない米国留学をご希望でしたら、

前述のボストン以外にこちらも候補ですね。

また、あまり知られていない留学先として南アフリカ ケープタウンがあります。欧州からの留学生に人気で、アジア人は多くありません。白人と黒人が混在する異文化都市です。自然は豊かな観光都市です。

まとめ

いかがでしょうか。日本人が少ないメリット、デメリット、線で引いたようにどちらかを選ぶことは難しいですね。日本人が少ないのは、日本人にあった環境が整備されていないので、

英語の勉強どころではないかもしれません。

逆に日本人が多いのは、日本人が暮らす環境が整っていると言えるでしょう。

ですから、最初から日本人の比率を優先するのではなく、ご自分の留学目的、現在の英語力、現地の環境を良く調べましょう。

また極端に日本人が少ない環境を選ぶと、カルチャーショックに悩まされることもあります。

カルチャーショックは、一般的に次の周期があります。

  • ネムーン期:最初の数週間:海外の生活に魅了される時期
  • ショック期:1~3か月頃:嫌なことばかり気になる時期
  • 適応期:半年~1年頃:環境になれ適応し始める時期
  • 受け入れ期:1年以上:異文化環境を自然に受け入れる時期
  • 再ショック期:帰国後:日本の文化に対してショックを受ける時期

留学の長さにもよりますが、現地での生活の長さにあわせて上記のサイクルで、

自分を分析することも大切です。

いずれにしても、海外体験は誰でもできるものではない、非常に価値のある経験です。広い見識を持ち、バランスの取れた考えや行動をとることができる人間になる絶好の機械です。

適切な選択をして、素晴らしい留学にしましょう。