09 - 11 - 2008

日本食の奥深さ伝えたい Kansai Bistro

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kansai1.jpg Kansai Bistroのモダンなインテリア

キヨタさん意欲語る

 サンフランシスコ出身で自身を「日本町育ち」と呼ぶ日系三世のボブ・キヨタさんは、「日本食レストランを開く」という長年の夢をかなえ、今年4月、市内リッチモンド地区に「カンサイ・ビストロ(Kansai Bistro)」をオープンした。
 キヨタさんは、日本人、日系人経営でない日本食レストランが増えていることで、日本食が単一化されてしまい、その食文化の奥深さが間違って認識される傾向にあると懸念を示し、日系人として日本食の繊細さを伝える使命を果たすためにも、競争率の高いリッチモンド地区を選んだと話した。
 メニューは「日本食の最先端と伝統の融合」で、「あくまで日本食。アジア料理のフュージョンとは呼ばないでほしい」とこだわりを見せる。料理長を務めるのは、マーケットストリートにある「Barracuda Sushi」ですしシェフをしていたラッセル・ヤングさん。キヨタさんとヤングさんが考案したメニューは薄い生地の上にシーフードをトッピングした「すしピザ」や、素材を生かした和風フィッシュ&チップスなど、ユニークなものがそろっている。
 市内のジョージ・ワシントン高校を卒業し、SF市大、サンノゼ州大に通ったキヨタさんは、SF州大で社会福祉学の修士号を取得。市民を対象にしたメンタルヘルス・プログラムやロサンゼルスでは精神病院を運営するなど、地域のために精力的に活動した。故フィリップ・バートン下院議員の下でスタッフとして働いた経験もあり、この20年間は国際関係の取引にもかかわっている。
 こうした背景からコミュニティーに対する奉仕活動にも意欲的で、これまでに売り上げの一部を高齢者支援団体の気持会や、青少年のためのジャパニーズ・コミュニティー・ユース・カウンシル(JCYC)に寄付している。現在、中国系の高齢者プログラムへの協力も思案中で、政治家、活動家の基金募集パーティーも含め、幅広いイベントに会場を提供したいと話している。
 営業時間はランチが月曜から土曜日の午前11時から午後3時、ディナーが日曜から木曜日の午後5時から10時、金、土曜は午後5時から深夜12時まで。詳細問い合わせは☎(415)386—6188、ウェブサイトwww.kansaibistro.comまで。(J・K山本)

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