Admin Menu

04 - 28 - 2009

聞かせ屋けいたろう あらわる 絵本よみきかせ

IMG_1039.JPG 絵本の読み聞かせをする「聞かせ屋けいたろう」こと坂口慶さん

 絵本「しあわせならてをたたこう」を、リズミカルな、よく通る声で読み始めると、子供たちは一気に引き込まれ、手や足を語りに合わせて動かした。
 「つかみは大事。一冊目はどれにしようか考えます。より近くなるために最初のあいさつもレスポンスを求めます」
 「聞かせ屋けいたろう」として知られる坂口慶さんが25日、紀伊國屋ビル1階で絵本の読み聞かせを行った。今回はブログを通じて知り合った仲間、中川洋二さんのギター伴奏も加わって、楽しい空気がフロアに広がっていく。子供だけではなく、大人も、通りがかりの人も、フロア近くの店の店員も、その空気に引き込まれている。
 日本では北千住を拠点に活動している坂口さん。4月から5月末までアメリカに滞在し、ダブリンのさくら学園を中心に、ベイエリア各地で絵本の読み聞かせをする。
 「きょうはみんなでクマがりだ」を日本語で読み始めたが、突然、英語版に切り替え読み始めた。
 「アドリブです。ちょっと英語でやってみようかなと思って」
 読み聞かせの中で英語を取り入れたのは初めてだという。
 前日、さくら学園のアドバンスクラスで「日本が好き」をテーマにした生徒たちの日本語によるスピーチを聞き、心に響いた。
 「絵本は、言葉が違っても、絵や声色、雰囲気で伝わる」とこだわり、日本語だけでやることに意固地になっていた。しかし、彼らの日本語のスピーチはそんな頑な気持ちを打ち砕いたという。
 「こんなに日本を好きでいてくれるというのがうれしかった。言葉は完璧ではなくても気持ちが大切。その国の言葉を話すことで、より近くに感じられるのが分かった」
 「My English OK?」
 子供たちは、ウン、ウンとうなづく。
 「We're Going on a Bear Hunt」。リズミカルな語りが再開し、子供たちはぐっと引き込まれ、目線を絵本の上に注いだ。
 楽しんでくれているのが分かるのは「絵に集中して、そこに入っているから、目線が合わない時」だとはじけるような笑顔で話した。
(田中真太郎)


 坂口さんはベイエリアでの絵本の読み聞かせの依頼を受け付けている。詳細問い合わせはsakura-k@cg8.so-net.ne.jpまで。
●「きょうはみんなでクマがりだ」 著=マイケル・ローゼン、イラスト=ヘレン・オクセンバリー、翻訳= 山口 文生、評論社/"We're Going on a Bear Hunt" Michael Rosen, Helen Oxenbury, Little Simon
●「しあわせならてをたたこう」著=デビッド・A・ カーター、翻訳=きたむら まさお、大日本絵画/"IF YOU’RE HAPPY AND YOU KNOW IT,CLAP YOUR HANDS!", David A. Carter, Cartwheel Books; Pop edition

Subscribe to Hokubei

You can see more if you subscribe to this site to view content. If you already have a subscription, log in.
Subscriptions can be taken out via Paypal for a week, one month or 3 months at the following rates:
1 week: $5.00
1 month: $15.00
3 months: $40.00

If you have not already subscribed or if you have not first registered, create an account with your email, then subscribe to the paper.

All text, graphics, articles & photographs: © 2006-2008 Hokubei Mainichi, Inc. All rights reserved