今春、サンフランシスコ州大の心理学科を卒業し、市内にある幼稚園と養護介護施設の子供や障害児のために設けられたアフター・スクールプログラムでインターンとして働いている。 子供たちと遊んだり、遊戯や工作の準備、片付けなど先生たちの仕事を手伝いながら「自分のやりたいことが見つかり、それを学びながら働く毎日が充実している。人助けをすることにすごくやりがいを感じる」と満面の笑みを浮かべる。
「古い物を知らない人って前進できないと思う」と熱く語るまっすぐな眼差しが印象的。 今春、サンフランシスコ大学の舞台芸術科を卒業した。当初は、映画を専攻したが、映像の編集や数々の機械操作に違和感を感じた。「生身の温かい物が好き」。観客の顔が見えない「映画」よりも、客と一緒に作品を作りあげる「舞台」に興味を持ったのはそのころだった。
「もともと、立体的な物をつくることが好き」 何でもそろう世の中。高いお金を出せば、楽しめることはたくさんある。しかし、お金のない学生生活と両立でき、かつありきたりではないものが作りたいと考え、ペーパートイに魅力を感じた。
フォトグラファーを目指す一大決心のきっかけとなったのは、日本の地元の雑貨店での作品展示。出展したのは偶然だったが、旅行先のサンフランシスコで撮影した作品が売れたことに、喜びを感じた。「褒められると、伸びるタイプ」。喜びが自信に繋がり、フォトグラファーになるという決意が固まった。
サンフランシスコ大大学院でスポーツマネジメントを専攻しながら、日本のバスケ雑誌「ダンクシュート」のライターとしてNBAを取材し、NFLオークランド・レイダースのインターネット・オペレーション部門でも働く忙しい日々を送る。
日本の大学を1年休学し、現在、インディアナ州ワバッシュ郡の養豚農家にファームステイ中。日々、自分の可能性に挑戦している。 動物に関わる仕事に就きたかった。さらに高校2年生の時、北海道の親せきの酪農農場で実習を体験したことがきっかけで、北海道酪農学園大では乳牛を専攻。友人のすすめで行った沖縄での短期養豚実習で養豚への興味も芽生えた。
「何よりも楽しむことが大事」 笑顔は柔らかく、周囲を和ませる温かさを持つが、カメラについて語る口調は真剣そのもの。 「生涯、カメラに関する仕事をしていたい。撮影はもちろんライフワークだけれど、それ以外にも写真をうまく見せるためのデザインや本を出すことにも興味がある」と熱い想いを抱く。
「武道は芸術」 決して口数は多くないが、その眼差しは熱い。 「真の武道の美しさを、好きな映画を通して、もっと多くの人に知ってもらえたら」と想いを語るその顔は、生き生きと輝いていた。
「ゆるやかな生き方」が信念で、慌てる姿をおくびにもださない。落ち着いた口調と柔らかい物腰は大人びた印象を与える。学業で忙しい中でも毎週学内サッカーリーグに参加する心の余裕も持ち合わせている。 しかし、穏やかな表情の裏では、図書館で連日連夜勉強に励んだり、インターンで経験を積むなど非常に努力家でもある。
「世界一のプロになって、ウィンブルドンのセンターコートで試合がしたい」。はじける笑顔で力強く明言する。 13歳になった今年6月から国際テニス連盟(ITF)主催の大会への参加資格を得て、各地を飛び回る日々を過ごしている。